ガイドのビシュヌに対してのいらいらが始まった。
ロブチェ(4930M)→パンボチェ(3930M)
今日からまた下りが始まる。昨晩は疲れのせいか、寒さのせいか、もしくは、エベレストベースキャンプに到達したせいか、よく眠れなかった。
夢になぜか要潤が出てきた。(特別、好きなわけでも嫌いなわけでもない)
結局2~3時間しか眠れなかったと思う。
同じ宿の欧米人達が出発。
しばらくして、私たちも出発した。
このトレッキングでは、ガイドを一人雇っている。単語単語で日本語を話す、童顔のビシュヌというシェルパのガイドだ。
いい人なのだけれど、優しさがうっとおしくなったりもすることがあった。
基本的な会話は英語なのだけれど、日本語を少し知っているので『ハイドーゾ!』とか時折使う日本語に次第にイライラ・・・・
あとですね、道中、ビシュヌが友達と会ったらしく、久しぶり~っという感じで握手をしていたんだけど、その青年、
ヤクの糞を拾ってたんですよ。
素手で。
よくわからないけど、燃料にするのか、建物にするのか、まあ、それはいいんです。
資源の少ない山ですし、それに関してはいいんですけど、そのウ○コまみれの手と握手をして、その手で私にさわるんですよ。(岩とか登るときに腕を引っ張ったりとかそういうあれです)
あぁ、もう最悪・・・
ええ、ちっちゃいですよ。私なんて。心がちっちゃいんです。
おそらく、慣れない環境で知らない人とずっと一緒にいるというのもあると思うんだけど、とにかく一人で、というか、ビシュヌと離れたかった。
そういえば、そろそろ生理が来るはず・・
このイライラは生理前のそれだろうか。
お願いだから下山中にきてほしくないな、生理・・・
ペリチェを過ぎてパンボチェへ
途中のペリチェでヨシキさん(高山病で急遽ペリチェへ戻ったという)が泊っている宿を訪ねてみるが、昨日出発したとのこと。
無事ついているといいが。
登りと比較して、下りは少し余裕があるせいか、いろいろと考える。
早くカトマンズに戻りたいとか、帰国したら仕事なにしようとか、ビシュヌ、めんどくさいけど、そう思わないような人になりたいとか、フェイスブックにどの写真をアップしようかなとか。
そうこう考えながら歩いていると、あっというまにパンボチェへ着いた。
カメラを充電させてもらい、シャワーを浴びることに。
といっても、バケツ1杯分のホットシャワーだ。
なんと6日ぶりのシャワーである。なんとまあ!
そりゃ気持ちわるいよね・・タンボチェ以来入れなかったから・・・
寒かったけど、同じ服をずっと着たまま寝るなんて考えられなかった。
顔を洗っていると、鼻のあたまにニキビ(吹き出物)ができていた。
日焼けのせいか、栄養が偏っているせいか、とにかく鼻のテッペン。
下りが続くので足の小指がめちゃくちゃ痛くなってくる。
足の小指ってよくぶつけるし、もうなくてもいいんじゃないか、等そんなことを考えていた。
夕方に宿でフレンチフライをオーダーした。
ビシュヌがソイソースを、これだろ?っていう感じで持ってくる。
はあ、なんか疲れてきたなあ。