続きです。
ポカラでであったJ君とは、それから、ポカラの町で数日過ごし、ルンビニに行き、再びカトマンズへ一緒に戻ってきました。
体と心の温度差
J君は私に対して相変わらずの熱のあげっぷり(だと思います。)
『オレの田舎にさ、○○ってとこがあって、すごいいいところなんだよね。かずのこもそこに連れていきたい。オヤジもたぶんかずのこのこと気に入ると思うよ。』
『一緒にアメリカに連れていきたいけど、そんなこと言えないもんな。まだ旅もしてほしいし。』
そんなことまで言ってくれるなんて。
正直、旅先のワンナイトくらいなのかな、って思いも少なからずあったんですが、そういった言動から、本気で想ってくれていることが感じ取れました。
一緒にいる時間は言うまでもなく楽しいし、面白いし、あっという間に、私もJ君のことが大好きになっていました。
ただ、1つの問題を除いて。
それは、、、
夜の真っ最中の話なんですが。
J君は言いました。
『ねぇ、髪でして?』
え?
髪??
ん???髪?????
『カミって、髪の毛?』
『そう。』
髪を、ものに巻きつけてほしいというのです。
そして、私にチェックインはするものの、最後は髪に放出。
(あ、もちろん付けるものは付けていますよ。それを外して、です。)
なんやねんこれ。
全く正反対の意味での【こんなの初めて】です。
これが毎回なんですよ。
J君、極度の髪フェチで、もう、これはマストなんだとか。
あ、合わない、、、、
激しく合わない、、、、
しかし、J君のことは大好き。
J君の好きなことはできるだけしてあげたいけれど。
これは、ちょっと、
いや、だいぶ抵抗がありました。
ここまで気持ちと、体の温度差があるのは初めてのことでした。
今後の予定
さて、J君は、中国の地元の友人を訪ねてから、アメリカへ戻る(確定済)、私はインドへ、の予定でした。
そう。「でした」です。
はい。
なんと。
J君と、一緒に中国に来ちゃいました。
中国からネパールに来たのに、また中国です。(笑)
省は違いますが。
いや、インドのあと、また中国に行こうと思ってたんですよ。
ウイグル通って中央アジア行こうかなって。
インド、昔も何回か行ったことあるし、いいかな〜、なぁんて。
中国ももっとまわってみたいし。
てのは、全部理由付けですね。
色々と考えましたが、J君と一緒にいたかったんです。
J君の方が熱をあげていたはずなのに、いつの間にか、私のほうが熱をあげていました。それだけ魅力的な人でした。
夜の髪の毛遊びはあるものの、まだ出会って間もないし、お互い努力すれば、なんとかなるかな、と思っていました。
ネパールでも、中国某都市でJ君と過ごしている数日間はそれはもう楽しかったし、地元の人しかしらないような色々なところを案内してくれました。
しかし、私はとんだ爆弾がまだあることを、この時はまだ知りませんでした。
つづく・・・
長くなってしまいましたが、次回で完結したいと思います。
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