アスタナからシムケントへ。
私は、極度な面倒くさがりで、移動なんてそんな好きじゃないです。
腰も痛いし。
けど、列車のなかで現地のおじさんやおばさんに可愛がられたりすると、
あ~、出会いっていいな、とか思ったり、
窓の外を見て旅情緒を感じ物思いにふけったりすると、
この列車にのって良かったと思うものです。
飛行機で楽しないでよかったって。
面倒くさがっちゃいけないですね。何事も。
ただ、町について、宿に着くまでの行程は何回しても、慣れません。
宿あいているかな、いや、そもそも宿まで辿りつけるのか、と不安で堪りません。
(迷うことはあっても大抵辿りつけるんですが・・・・)
なんでバックパッカーやってるんでしょう。たぶんM気質なんだと思います。
行くかどうか迷っていた、シムケントという町に行くことにしました。
カザフスタン、アルマティとアスタナしか見てないし、もう一都市いっときたいなってのと、シムケントから東トルキスタンへに行ってみたかったんです。
西トルキスタン(ウイグル)も行ったし、なんか響き的に。
シムケントからマルシュで2時間、コジャ・アフメド・ヤサウィ廟に行ってきました。
巨大なモスクです。
周辺は綺麗に整備されていて、結婚式もやっていました。
キルギス、カザフって、モスクもあるけど、ロシア正教会もあるし、ここまでこんな大きなモスクに入るのは初めてでした。
タイルがかわい。
ぐるぐる見て回っていると、高校生くらいの男の子が5~6人が、きゃいのきゃいのはしゃいでいました。
その横を通りすぎようとすると、そのうちの一人が話しかけてきました。
『ハロー』
それだけいうとまた元のグループのところに戻り、再びやってくると、
『フォト オーケー?』
なにやら一緒に写真を撮りたいらしい。
ゲーム?で誰が話しかけるか決めていた様子。
って中学生か!!!
写真を撮ると、『サンキュー』といって、颯爽と去って行きました。
あっさりしてんな!!
この辺の男の人って、だいたい同じ顔に見える・・・
さすがに結婚式は違うけど、服装もだいたいジーンズ、黒い革ジャンみたいな同じ格好だし。
ZARAとかH&M行っても、メンズは暗い色の服が多いから、世界的に見てもそーなのかな。
まあ。いいや。
朝も早かったし、周辺を散策して、帰ってホテルで寝ました。
次はいよいよウズベキスタンへ向かいます。