やっとこさ、体調もちょっとずつ良くなってきたけれど、ウズベキスタンの地方都市を回る時間はなくなってきていました。
船の墓場とかも行ってみたかったんですけど、しょうがないです。
ヒヴァにいって、そのままカザフスタンへ抜けることに。
旅先でのセクハラ
Dさんと一緒にいると、男性と一緒に旅することが、かなり楽であることを感じます。
やっぱりそこそこあるんですよね、セクハラ。
ネパールでも、カジノで男といるのに、『ネパールの女を紹介するから、その日本人の女とヤラせろ』と言っていたのを聞いたし、
普通に外で会話していたら(どこから来たの?とかその程度)、突然、『キスしていいか?』と聞かれたり。(カザフスタン)
宿のスタッフに『部屋に行っていいか?』と聞かれたり。(バンコク)
階段を上っていたら、後ろからお尻をペローンとはじかれたり(インド)
モテるとはまた別の雑なセクハラの多さよ・・・・・
基本、男性といる時は、夫婦だ、と言わせてもらってます。
たまにダミーの指輪をしています。
(アルマティのバザールで300円くらいで買ったやつ)
効果はあるかわかりませんが、用心するにこしたことはないです。
あともちろん、基本的に露出は避けています。
ヒヴァの町並み
ヒヴァの街は時代から少し取り残されたような、古い町並みが残る渋いところでした。
中でも好きだったのが、ミナレット。
イチャンカラの中にある、高い塔です。このブログのカヴァー写真もそこからとったものです。
結構狭くて暗い、螺旋階段を登っていくと、塔のてっぺんに辿りつくのですが、
私が行ったときはウズベキスタン人カップルが数組いて、壁にハートやら色々書いて、何かを誓い合っていました。
イチャンカラの中の建物は基本的に地面と同じ色をしているのですが、そのなかに、タイルの青(微妙にそれぞれ色が違う)が映えて、それはなんとも美しいんです。
ウズベキスタンからカザフスタンへの移動
さて、ここからカザフスタンのアクタウという町を目指すのですが、
直通はないので、ヒヴァからウルゲンチまで行き、
そこからコングラートという町までバスで向かいます。
そのバスはぎゅうぎゅうだったけど、おっちゃんや若者の男性、そして一人の女の子の集団がいて、みんなロシアへ出稼ぎに行くという。
席を譲ってくれたり、パンやお菓子をくれたり、よくしてもらいました。
女の子は歳は33で私よりすこし年上で、渡辺まりなのような、丸顔で、目がぱっちりしていてかわいらしい感じ。(以後、渡辺まりなと書きます)
途中のトイレ休憩のときも一緒に手をつないで道路を渡ったり、カタコトのロシア語でのやりとりだけれども、なんとなく好きだと思いました。
さて、コングラートについたものの、列車は翌朝。
Dさんと宿どうしよう、といっていると、ロシア出稼ぎ集団の人たちが、おいでおいでと、常宿なのか、案内してくれました。
あたりはすでに真っ暗だったので、本当に助かりました。
宿の値段も5,000somと格安。
ロシアの出稼ぎのおっちゃん達が、夜は近所のスタローバヤ(食堂)に連れて行ってくれ、ウォッカも含めて、奢ってくれました。
Dさんと一緒に、『いやいや、払います!!』と身振り手振りで伝えるも、
『これがウズベキスタンだよ』
的なことを言っていたので、年上の人が払うものだったり、客人には払わせないような文化なのかもしれません。
渡辺まりなも払っていなかったので、お礼を言い、お言葉に甘えることに。
雑魚寝の部屋で、男の人が寝る大部屋と、Dさんと私と、渡辺まりなは少し小さめの部屋へ。
そして、何故か、出稼ぎ組のイケメン青年も、一人、自分もこっちに寝るとやってきました。
そして、いざ就寝・・・・
グーグーグー
夜中にふと目が覚めました。
ガサゴソガサゴソ
ガサゴソガサゴソ
チュ、チュ、チュ、チュ・・・・・・
え・・・???
暗闇の中、目をこらすと・・・
渡辺まりなに、イケメン青年がのっかっていました。
まじかよ・・・
ウズベキスタンってムスリムでしょ。
こんなことあるんかいな。
がんがんチューしてる・・・
まさかおっぱじめないよね???
見てやろうと、目をこらしていましたが、いつのまにか寝てしまい、どこまでしていたかは、結局わかりませんでした。
ざんねん